Wiz、AIコーディングエージェントも取り込むnpmの乗っ取り版を、公開直後にAIで判定
Wizは2026年10月19日、npm(JavaScriptの部品を配る仕組み)に公開された新しいパッケージを公開直後に解析し、乗っ取られた版を見つける仕組みを紹介した。[1] 開発者だけでなくAIコーディングエージェントも、新しい部品や版を素早くプロジェクトに取り込む。信頼された部品が乗っ取られると、悪性の更新は脆弱性データベースに載る前に開発環境やビルドへ入り込む。同社の調査では、目立ったサプライチェーン攻撃が重大インシデントに占める割合は、2026年上半期に25%へ増えた。
仕組みは、新しい版を前の版と比べて静的に解析し、疑わしいものは隔離した環境で実際に動かして挙動を確かめる。その結果をもとにAIの分類器が悪性かどうかを判定し、確定すると正式なCVEの公開を待たずに顧客へ検知ルールを届ける。keyv関連のパッケージが乗っ取られた事例では、通信先をコードに書かない手口が使われたが、実行時の通信から悪性のドメインを自動で検出した。

解説記事
AIで広がるサイバー犯罪に21か国が一斉摘発、容疑者1,462人を逮捕 企業の脅威情報が起点にTrail of Bits、AIが書いた修正の「副作用」を確かめるプラグインを公開 マージ済みの130件超から21件の不具合デジタル庁、政府のAIエージェントの安全な使い方「源内基準」を公表 役割ごとに責任を分ける英国NCSC、研究課題集に「AIとサイバーセキュリティ」の章を新設 AIで守る、AIを守るなど7つの課題を提示米NSA・NIST・CISA、超知能(SI)エージェントの「制御事故」に備える10の実践を公開 評価中の想定外の行動に対応INTERPOL、AIの偽動画・偽音声を使った詐欺への啓発を開始 日本政府が資金を出す事業の一環Microsoft、社内で動くAIエージェントを「新しい内部の人間」として管理 検出を60種類に広げ、権限を作業単位にMicrosoftとNVIDIA、自社で動かすAIモデルのリスク管理指針を共同公開 リスクを5分類に整理し評価と結びつける日立、Anthropicの重要インフラ防衛に創設パートナーとして参画 止められない設備をAIでどう守るか










