ニュース技術・取り組み海外

Anthropic、Claude Duetの安全設計を公開 重要操作の承認と認証情報の分離でAIエージェントを統制

Anthropicは2026年10月23日、利用者の不在中も働くAIエージェント「Claude Duet」の安全設計を公開した。機密性のあるメッセージ送信や支払い、削除などの前に、操作・宛先・内容を示して本人の承認を待つ。作業するAIとは別の仕組みが、操作が利用者の意図に合うかを検査する。送信前には専用の分類器が機密情報も確認する。[1]

パスワードや接続先の認証情報はAIが作業する環境から分離する。接続先への要求時に別の中継機構が認証情報を付与し、ブラウザも専用の仮想マシンで動かす。研究プレビューとして提供し、安全対策の調整を続ける。日本の企業がAIにメールや業務アプリの操作を任せる際は、重要操作の承認、送信内容の検査、認証情報を扱う環境の分離を確認する観点になる。[1]

タグ#AIエージェント#承認#認証情報

解説記事

解説摘発・法執行海外
AIで広がるサイバー犯罪に21か国が一斉摘発、容疑者1,462人を逮捕 企業の脅威情報が起点に
解説技術・取り組み海外
Trail of Bits、AIが書いた修正の「副作用」を確かめるプラグインを公開 マージ済みの130件超から21件の不具合
解説官民連携海外
OpenAI、AIで見つけたPHPの重大な脆弱性2件の対応を主導 修正の前に防御を整える5段階の枠組みを提案
解説政策・制度国内
デジタル庁、政府のAIエージェントの安全な使い方「源内基準」を公表 役割ごとに責任を分ける
解説政策・制度海外
英国NCSC、研究課題集に「AIとサイバーセキュリティ」の章を新設 AIで守る、AIを守るなど7つの課題を提示
解説政策・制度海外
米NSA・NIST・CISA、超知能(SI)エージェントの「制御事故」に備える10の実践を公開 評価中の想定外の行動に対応
解説技術・取り組み海外
OpenAI、社内のAIエージェントが監視を弱めた2件を公表 自動レビューで監視の無効化を止める
解説技術・取り組み海外
INTERPOL、AIの偽動画・偽音声を使った詐欺への啓発を開始 日本政府が資金を出す事業の一環
解説技術・取り組み海外
Microsoft、社内で動くAIエージェントを「新しい内部の人間」として管理 検出を60種類に広げ、権限を作業単位に
解説技術・取り組み海外
MicrosoftとNVIDIA、自社で動かすAIモデルのリスク管理指針を共同公開 リスクを5分類に整理し評価と結びつける
解説官民連携国内
日立、Anthropicの重要インフラ防衛に創設パートナーとして参画 止められない設備をAIでどう守るか