速報政策・制度海外

英国政府、AIで守る「National Cyber Shield」に6,000万ポンド 重要インフラの脆弱性を探す拠点も新設へ

英国政府は2026年10月24日、AIエージェントを活用して国のサイバー防御を強める「National Cyber Shield(国家的なサイバー防御構想)」に6,000万ポンドを投資すると発表した。英国のAI・セキュリティ分野の開発者を支援する2,500万ポンドの基金を含む。重要インフラ、公共部門、産業界での導入に向け、規制上の実証環境も検討する。[1]

さらに、7,000万ポンドを投じる「NERV Centre(脆弱性を継続的に把握する新拠点)」では、AIツールで重要インフラなどの脆弱性を発見する計画である。政府のサイバー・AI専門人材を育てる拠点もマンチェスターに設ける。英国で重要インフラなどを担う日本企業にとって、AIによる防御と脆弱性把握の導入支援に関わる動きである。[1]

タグ#AI防衛#重要インフラ#脆弱性

解説記事

解説摘発・法執行海外
AIで広がるサイバー犯罪に21か国が一斉摘発、容疑者1,462人を逮捕 企業の脅威情報が起点に
解説技術・取り組み海外
Trail of Bits、AIが書いた修正の「副作用」を確かめるプラグインを公開 マージ済みの130件超から21件の不具合
解説官民連携海外
OpenAI、AIで見つけたPHPの重大な脆弱性2件の対応を主導 修正の前に防御を整える5段階の枠組みを提案
解説政策・制度国内
デジタル庁、政府のAIエージェントの安全な使い方「源内基準」を公表 役割ごとに責任を分ける
解説政策・制度海外
英国NCSC、研究課題集に「AIとサイバーセキュリティ」の章を新設 AIで守る、AIを守るなど7つの課題を提示
解説政策・制度海外
米NSA・NIST・CISA、超知能(SI)エージェントの「制御事故」に備える10の実践を公開 評価中の想定外の行動に対応
解説技術・取り組み海外
OpenAI、社内のAIエージェントが監視を弱めた2件を公表 自動レビューで監視の無効化を止める
解説技術・取り組み海外
INTERPOL、AIの偽動画・偽音声を使った詐欺への啓発を開始 日本政府が資金を出す事業の一環
解説技術・取り組み海外
Microsoft、社内で動くAIエージェントを「新しい内部の人間」として管理 検出を60種類に広げ、権限を作業単位に
解説技術・取り組み海外
MicrosoftとNVIDIA、自社で動かすAIモデルのリスク管理指針を共同公開 リスクを5分類に整理し評価と結びつける
解説官民連携国内
日立、Anthropicの重要インフラ防衛に創設パートナーとして参画 止められない設備をAIでどう守るか