
ミツカン365で会員情報の改ざん・漏えい、対象情報と利用者の確認先
株式会社Mizkanは2026年11月6日、コミュニティサイト「ミツカン365」への不正アクセスにより、会員情報の改ざんと一部の個人情報の漏えいが発生したと公表しました。
会員情報を変更する機能と画面表示の仕組みの不備が悪用されました。この記事では、同日発表時点の対象情報とサービスの停止状況、利用者の確認先をまとめます。
会員情報の変更・表示機能で発生した不正アクセス
10月30日の不正アクセスで、会員487名のニックネームとアイコンが改ざんされました。ニックネームは「名なしさん」に変更され、アイコン等に仕込まれた不正なプログラムが、会員の閲覧時に作動したとしています。
同社は、会員情報を変更する機能と画面に情報を表示する仕組みに不備があったと説明しています。不備の具体的な内容は公表されていません。11月2日、ニックネームが勝手に変更されたという複数の問い合わせを受けて調査し、不正アクセスと漏えいを確認しました。

改ざん487名と個人情報漏えい29名の対象範囲
11月6日発表時点で、改ざんされた487名のうち29名の顧客IDと登録メールアドレスが漏えいしています。そのうち26名は、特典交換や企画への応募回数も漏えいしました。
同社は、ログイン用パスワード、氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報の漏えいと、メールアドレス・パスワードの不正な変更は確認されていないとしています。
| 対象 | 確認された内容 |
|---|---|
| 会員487名 | ニックネームとユーザーアイコンの改ざん |
| 上記のうち29名 | 顧客IDと登録メールアドレスの漏えい |
| 漏えいした29名のうち26名 | ポイントによる特典交換の回数、キャンペーン・モニター企画への応募回数の漏えい |
サイト停止と利用者への案内
ミツカン365は11月2日から停止しており、11月6日時点で再開時期は公表されていません。同社は11月2日に悪用された不備を修正し、同じ手法による不正な操作ができないことを確認したとしています。
改ざんされた情報の復旧、不正なプログラム・アカウントへの対処、他機能の点検を進めています。安全確認のため「ミツカン公式通販」と「Fibee腸内会」も11月4日から一時停止し、点検を終え次第順次再開するとしています。
11月5日に個人情報保護委員会へ速報し、11月6日16時から対象の487名へ案内メールを順次送っています。メールをまだ受け取っておらず対象か確認したい場合は、公式の問い合わせ先へ確認してください。
同社は、不審なメールやSMSのURL・添付ファイルを開かないよう求めています。また、メールや電話でパスワードや認証コードを尋ねることはないとしています。ミツカン365の問い合わせ先はMizkan ID/ミツカン365事務局(mizkan365_support@mizkan.co.jp、平日10時〜17時)です。通販とFibee腸内会はミツカン公式通販お客様センターで受け付けています。
会員サイトを運営する企業の確認点
会員情報を変更する権限と、登録内容を画面に表示する処理を分けて確認することが重要です。自社の会員サイトでは、変更対象の会員をサーバー側で確かめ、他人の登録情報を書き換えられない設計になっているかを点検してください。
ニックネームやアイコンなど利用者が登録した内容については、画面に表示したときスクリプトとして動かない処理になっているかを確認します。外部へ情報を送る不正なスクリプトの動作を制限するContent-Security-Policyなどの設定も点検項目です。
多数の会員情報が短時間に変更された際に検知できる記録と監視があるかも確認してください。Mizkanは、プログラムの開発・確認手順を見直し、必要な再発防止策を検討するとしています。
公式の案内:Mizkanの公式発表(2026年11月6日、PDF)
国内で公表された他のサイバー攻撃・不正アクセスの事例は、国内のサイバー攻撃・情報漏洩事例一覧で業種・原因・公表月から探せます。
よくある質問
個人情報が漏えいしたのは487名ですか?
パスワードやクレジットカード情報も漏えいしましたか?
対象か確認するにはどこへ問い合わせればよいですか?
ミツカン365はいつ再開しますか?
出典・参考資料
株式会社Mizkanの2026年11月6日付のお知らせに基づいています。対象人数とサービスの状況は同日発表時点の情報です。
- 株式会社Mizkan|「ミツカン365」への不正アクセスに伴うお客様情報の改ざん・漏えいに関するお詫びとお知らせ(2026-11-06・事件の事実・対象情報・対応と利用者案内の根拠)
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