プログラミング言語別の脆弱性情報まとめ
2026.11.01 22:23 更新
中・低など 197緊急・高 335
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| 言語 | 緊急 | 高 | 中 | 低 | 未評価 |
|---|---|---|---|---|---|
| Python | |||||
| JS / TS | |||||
| Go | |||||
| Java | |||||
| .NET | |||||
| PHP | |||||
| Rust | |||||
| Ruby | |||||
| Swift | |||||
| Erlang |
更新日別の件数直近14日
脆弱性の種類上位6種類
プログラミング言語別の脆弱性一覧(CVE・影響範囲・修正版)
更新の新しい順です。一覧から選ぶと、概要・対象パッケージ・修正版・自社で確認することが出ます。
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01プログラミング言語別の脆弱性の傾向
公表・更新された脆弱性は、Python(233件)とJavaScript / TypeScript(126件)が多く、Go・Java / JVM・.NETが続きます。件数は使われているパッケージの数や情報源の告知の多さにも左右されるため、言語そのものの安全性を比べる数字ではありません。自社で使う言語と、件数の多いパッケージを確認してください。
| 言語 | 公表・更新 | 緊急・高 | 件数の多いパッケージ | 解説記事 |
|---|---|---|---|---|
| Python | 233件 | 170件 | vllm / filelock / authlib | 5本 |
| JavaScript / TypeScript | 126件 | 70件 | node-forge / Node.js / @highcharts/dashboards | 2本 |
| Go | 54件 | 25件 | github.com/labstack/echo/v5 / github.com/labstack/echo/v4 / code.vikunja.io/api | 1本 |
| Java / JVM | 53件 | 34件 | org.keycloak:keycloak-services / org.mariadb.jdbc:mariadb-java-client / executorch | 2本 |
| .NET | 33件 | 28件 | Microsoft Visual Studio 2022 version 17.14 / Microsoft Visual Studio 2026 version 18.10 / .NET 10.0 runtime | 1本 |
| PHP | 28件 | 16件 | adminneo-org/adminneo / phpoffice/phpspreadsheet / facturascripts/facturascripts | 2本 |
| Rust | 21件 | 8件 | zip / rustls / russh | 1本 |
| Ruby | 6件 | 2件 | crass / shopify_app / kobako | 1本 |
| Swift | 5件 | 5件 | executorch / org.pytorch:executorch-android / github.com/pytorch/executorch | 0本 |
| Erlang / Elixir | 1件 | 0件 | Erlang/OTP | 0本 |
Pythonの脆弱性(233件)
Pythonの脆弱性情報は233件で、深刻度が緊急・高のものは170件です。件数の多いパッケージはvllm(12件)、filelock(12件)、authlib(11件)です。種類ではコード実行(67件)とファイルの読み取り・上書き(30件)が多く見られます。最終更新は10月31日です。
JavaScript / TypeScriptの脆弱性(126件)
JavaScript / TypeScriptの脆弱性情報は126件で、深刻度が緊急・高のものは70件です。件数の多いパッケージはnode-forge(11件)、Node.js(10件)、@highcharts/dashboards(7件)です。種類ではXSS・インジェクション(25件)と認証・認可の回避(24件)が多く見られます。最終更新は11月1日です。
Goの脆弱性(54件)
Goの脆弱性情報は54件で、深刻度が緊急・高のものは25件です。件数の多いパッケージはgithub.com/labstack/echo/v5(14件)、github.com/labstack/echo/v4(14件)、code.vikunja.io/api(5件)です。種類では認証・認可の回避(11件)とサービス停止(DoS)(9件)が多く見られます。最終更新は10月31日です。
Java / JVMの脆弱性(53件)
Java / JVMの脆弱性情報は53件で、深刻度が緊急・高のものは34件です。件数の多いパッケージはorg.keycloak:keycloak-services(11件)、org.mariadb.jdbc:mariadb-java-client(5件)、executorch(5件)です。種類ではコード実行(10件)と認証・認可の回避(9件)が多く見られます。最終更新は10月31日です。
.NETの脆弱性(33件)
.NETの脆弱性情報は33件で、深刻度が緊急・高のものは28件です。件数の多いパッケージはMicrosoft Visual Studio 2022 version 17.14(19件)、Microsoft Visual Studio 2026 version 18.10(19件)、.NET 10.0 runtime(16件)です。種類ではコード実行(7件)とサービス停止(DoS)(6件)が多く見られます。最終更新は11月1日です。
PHPの脆弱性(28件)
PHPの脆弱性情報は28件で、深刻度が緊急・高のものは16件です。件数の多いパッケージはadminneo-org/adminneo(7件)、phpoffice/phpspreadsheet(5件)、facturascripts/facturascripts(2件)です。種類ではXSS・インジェクション(7件)とコード実行(4件)が多く見られます。最終更新は10月31日です。
Rustの脆弱性(21件)
Rustの脆弱性情報は21件で、深刻度が緊急・高のものは8件です。件数の多いパッケージはzip(5件)、rustls(5件)、russh(4件)です。種類ではサービス停止(DoS)(6件)と認証・認可の回避(3件)が多く見られます。最終更新は10月31日です。
Rubyの脆弱性(6件)
Rubyの脆弱性情報は6件で、深刻度が緊急・高のものは2件です。件数の多いパッケージはcrass(4件)、shopify_app(1件)、kobako(1件)です。種類では認証・認可の回避(1件)とXSS・インジェクション(1件)が多く見られます。最終更新は10月30日です。
Swiftの脆弱性(5件)
Swiftの脆弱性情報は5件で、深刻度が緊急・高のものは5件です。件数の多いパッケージはexecutorch(5件)、org.pytorch:executorch-android(5件)、github.com/pytorch/executorch(5件)です。種類ではコード実行(5件)が多く見られます。最終更新は10月28日です。
Erlang / Elixirの脆弱性(1件)
Erlang / Elixirの脆弱性情報は1件で、深刻度が緊急・高のものは0件です。件数の多いパッケージはErlang/OTP(1件)です。種類ではコード実行(1件)が多く見られます。最終更新は6月9日です。
02脆弱性の種類別の件数
題名と要約に含まれる語から、538件を脆弱性の種類に振り分けました。コード実行や認証の回避は、悪用されたときの影響が大きいため、深刻度と合わせて優先して確認します。
| 種類 | 件数 | どんな問題か |
|---|---|---|
| コード実行 | 97件 | 攻撃者が用意したコードやコマンドを、サーバーや端末で実行される問題。乗っ取りや情報の持ち出しにつながります。 |
| サービス停止(DoS) | 78件 | 細工した入力でCPUやメモリを使い切らせ、サービスを止める問題(サービス拒否、DoS)。 |
| 認証・認可の回避 | 75件 | ログインや権限の確認をすり抜け、他の利用者になりすましたり、権限のない操作をしたりできる問題。 |
| XSS・インジェクション | 57件 | 入力した値がSQLやHTML・スクリプトとして解釈される問題。データベースの不正な操作や、画面への不正なスクリプトの埋め込み(XSS)につながります。 |
| ファイルの読み取り・上書き | 49件 | 想定外のパスを指定され、本来は読めないファイルの読み取りや上書きを許す問題(パストラバーサルなど)。 |
| 情報の漏えい | 24件 | 秘密情報や他の利用者のデータを読み取られる問題。 |
| SSRF・リダイレクト | 20件 | サーバーに意図しない宛先へ通信させたり(SSRF)、利用者を別のサイトへ誘導したりする問題。 |
| メモリ破壊 | 18件 | メモリの範囲外への読み書きなど。異常終了のほか、条件によってはコード実行につながります。 |
| その他 | 120件 | 上のどれにも当てはまる語が題名・要約になかったもの。 |
03CVE・GHSA・CVSSなど脆弱性情報の見方
脆弱性の情報は、識別番号・深刻度・影響範囲・修正版の4つを押さえると読めます。
- CVE
- 脆弱性ごとに振られる共通の識別番号(例:CVE-2026-111497)。同じ脆弱性を、情報源が違っても同じ番号で探せます。
- GHSA
- GitHub Advisory Databaseの識別番号。CVEが付く前の情報や、CVEのない情報もあります。
- CVSS・深刻度
- 脆弱性の深刻さを0〜10点で表す共通の評価基準です。多くの情報源は点数から「緊急・高・中・低」に区分します。点数だけでなく、自社で該当する機能を使っているかで優先度を決めます。
- KEV
- 米国のCISAが公開している、実際に悪用が確認された脆弱性の一覧です。このまとめでは「悪用確認」の印を付けています(6件)。載っているものは優先して対応します。
- 影響範囲・修正版
- 「>= 1.0.3, < 1.2.1」は、1.0.3以上1.2.1未満が対象という意味です。修正版は、問題が直ったバージョンです。
- エコシステム
- npm(JavaScript)、pip(Python)、composer(PHP)、Maven(Java)、Go modules、crates.io(Rust)、NuGet(.NET)、RubyGemsなど、パッケージを配布する仕組みです。
04ライブラリ・フレームワークの脆弱性対策7項目
- 使っているパッケージの一覧を持つ:本番で動いている言語・フレームワーク・ライブラリとバージョンを、サービスごとに一覧にします(SBOM)。
- 間接的な依存まで確認する:lockファイル(composer.lock、package-lock.json、poetry.lock、go.sumなど)で、直接入れていないライブラリも確認します。
- 更新の知らせを受け取る:依存関係の更新を知らせる仕組みを有効にし、担当者と対応の期限を決めます。
- 公開している部分から優先する:インターネットから届く部分と、深刻度が緊急・高のものを先に対応します。
- 開発用のサーバーを公開しない:開発サーバーやデバッグ機能を外部から届く状態にしないことも対策です(例:Viteの開発サーバーの脆弱性)。
- すぐに直せないときの回避策を持つ:修正版がない、更新に時間がかかる場合は、一次情報の回避策(設定の変更・機能の停止)を確認します。
- 反映を確かめる:更新した記録だけでなく、コンテナやサーバーごとに、実際に動いているバージョンを確認します。



よくある質問
脆弱性が多いプログラミング言語はどれですか?
Python(233件)とJavaScript / TypeScript(126件)が多くなっています。ただし件数はパッケージの数や告知の多さに左右され、言語の安全性を比べる数字ではありません。
538件は、脆弱性の数ですか?
いいえ。情報源ごとの公表・更新の件数です。同じCVEでも情報源が違えば別に数えるため、独立した脆弱性の数とは一致しません。
CVE番号がない情報もありますか?
あります。GitHub AdvisoryのGHSA番号だけの情報もあるため、パッケージ名でも検索してください。
修正版が「記載なし」の場合は、未修正ですか?
取得したデータに記載がないだけで、未修正とは限りません。一次情報や提供元の告知で確認してください。
日別のグラフは、攻撃が起きた日ですか?
いいえ。情報源が公表・更新した日の件数です。攻撃の発生日や被害の件数ではありません。
集計方法・出典
- 取得元:HumanHackerの脆弱性の公表・更新一覧。2026/11/01 22:23 JST時点の保存データです。
- 対象:全体4,082件のうち、プログラミング言語に分類された538件。言語未分類・OSのみの情報と「未確認の報告」は含めません。
- 数え方:情報源ごとの告知を1件とします。複数の言語に分類された情報もあるため、言語別の合計は538件と一致しません。
- 脆弱性の種類:題名と要約の語から機械的に振り分けた目安です。
- 一覧は取得したデータを整理したもので、すべての一次情報を編集部が確かめたものではありません。記事は、各社の告知やGitHub Advisoryなどの一次情報を確かめて書いたものです。
