VPN・リモートアクセスの脆弱性情報まとめ

2026.11.02 18:54 更新

件数の多い製品上位3件

中・低など 1緊急・高 0悪用確認 4

公表・更新日別の件数直近14日

ベンダー別の件数上位3社

VPN・リモートアクセス(NetScaler Gateway・Ivanti Connect Secure・GlobalProtect)の脆弱性を、ヒューマンハッカーの取得データから集計しています。直近30日の公表・更新は5件、この1年に悪用が確認された件は14件です。

このページの要点
  • 件数が多い製品はConnect Secure・WAVLINK WN536AX6-A・NetScalerです。
  • 悪用確認の最新は2026-10-30のConnect Secure(CVE-2026-111357)です。
  • 保守終了日はPalo Alto Networks GlobalProtect Appを載せています。

01今確かめたいVPN・リモートアクセスの脆弱性

悪用が確認された件(1年分)と、直近30日の深刻度「緊急」の件です。番号を押すと、一覧で詳しく確かめられます。

公表・更新製品内容状態
2026-10-30Connect SecureIvanti Connect Secureで重要な機能に認証が無く、ローカルの認証済み攻撃者が権限を昇格できる。CVE-2026-104935・CVE-2026-118527と連鎖でき、悪用が確認されている。
CVE-2026-111357
悪用確認
2026-10-30Connect SecureIvanti Connect Secureで予測可能な識別子を生成しており、認証済みのリモート攻撃者が既知の場所へ任意内容のファイルを置ける。CVE-2026-104935・CVE-2026-111357と連鎖でき、悪用が確認されている。
CVE-2026-118527
悪用確認
2026-10-13Connect SecureIvanti Connect Secureのなりすましによる認証バイパス。リモートの認証なし攻撃者が任意のコマンドを実行できる恐れがあり、悪用が確認されている。
CVE-2026-104935
悪用確認
2026-10-04NetScalerCitrix NetScaler ADCおよびGatewayでメモリバッファの境界制限が不適切な脆弱性。悪用が確認されている。
CVE-2026-88779
悪用確認
2026-09-27NetScalerCitrix NetScaler ADCおよびGatewayの入力検証不備により、未認証の攻撃者が悪用しうる脆弱性。悪用が確認されている。
CVE-2026-88771
悪用確認・国内注意喚起
2026-09-27NetScalerCitrix NetScaler ADCおよびGatewayでメモリバッファの境界制限が不適切な脆弱性。悪用が確認されている。
CVE-2026-88772
悪用確認・国内注意喚起

02VPN・リモートアクセスの保守終了(EOL)

保守が終わった系列には、脆弱性が見つかっても修正版が出ません。使っている系列の保守終了日を確かめ、終了が近ければ入れ替えの予定を立てます。日付は endoflife.date の取得データ(2026-11-02時点)で、提供元の公式の情報で確かめてください。

Palo Alto Networks GlobalProtect App

系列保守終了日状態最新版
6.32028-06-30残り606日6.3.3-c1199
6.22027-06-30残り240日6.2.8-c1084
6.12025-12-31保守終了6.1.5
6.02025-12-31保守終了6.0.13
5.32023-06-01保守終了5.3.4
5.22024-02-28保守終了5.2.13-c418

03外から見えているかを確かめる

VPN・リモートアクセスのうち、社外から届く場所に置いた物は、脆弱性が出たときに真っ先に狙われます。どの製品を、どの名前とIPアドレスで外に出しているかを一覧にしておくと、公表の日にすぐ対象かを判断できます。保守を委託している機器も含めます。

04VPN・リモートアクセスの解説記事

VPN・リモートアクセス公開 2026-11-02

Ivanti VPNの脆弱性CVE-2026-111357ほか|Connect Secureで悪用確認、対象と修正版

Ivanti Connect Secureの脆弱性CVE-2026-111357は、104935・118527と連鎖して悪用され、認証なしで機器上でroot権限のコマンドを実行されるおそれがあります。25.1.1.3・22.8R2.6などへ上げ、侵害を調べます。

VPN・リモートアクセス公開 2026-11-02

NetScalerの脆弱性CVE-2026-88771ほか|ADC・Gatewayで悪用確認、修正版と侵害の確認方法

NetScaler ADC・Gatewayの脆弱性CVE-2026-88771・88772は、認証なしで遠隔からコードを実行されるおそれがあり、悪用が確認されています。その後の続報も直る14.1-73.46・13.1-64.29以上へ上げ、侵害の痕跡を調べます。

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