プログラミング言語別の脆弱性情報まとめ

2026.11.01 23:37 更新

深刻度 緊急・高 / 脆弱性の公表・更新338/538件

中・低など 197緊急・高 335

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言語緊急高中低未評価
Python
JS / TS
Go
Java
.NET
PHP
Rust
Ruby
Swift
Erlang

更新日別の件数直近14日

脆弱性の種類上位6種類

プログラミング言語別の脆弱性一覧(CVE・影響範囲・修正版)

更新の新しい順です。一覧から選ぶと、概要・対象パッケージ・修正版・自社で確認することが出ます。

538件中 20件を表示「解説あり」は記事で詳しく説明しています

01プログラミング言語別の脆弱性の傾向

公表・更新された脆弱性は、Python(233件)とJavaScript / TypeScript(126件)が多く、Go・Java / JVM・.NETが続きます。件数は使われているパッケージの数や情報源の告知の多さにも左右されるため、言語そのものの安全性を比べる数字ではありません。自社で使う言語と、件数の多いパッケージを確認してください。

言語公表・更新緊急・高件数の多いパッケージ解説記事
Python233件170件vllm / filelock / authlib5本
JavaScript / TypeScript126件70件node-forge / Node.js / @highcharts/dashboards2本
Go54件25件github.com/labstack/echo/v5 / github.com/labstack/echo/v4 / code.vikunja.io/api1本
Java / JVM53件34件org.keycloak:keycloak-services / org.mariadb.jdbc:mariadb-java-client / executorch2本
.NET33件28件Microsoft Visual Studio 2022 version 17.14 / Microsoft Visual Studio 2026 version 18.10 / .NET 10.0 runtime1本
PHP28件16件adminneo-org/adminneo / phpoffice/phpspreadsheet / facturascripts/facturascripts2本
Rust21件8件zip / rustls / russh1本
Ruby6件2件crass / shopify_app / kobako1本
Swift5件5件executorch / org.pytorch:executorch-android / github.com/pytorch/executorch0本
Erlang / Elixir1件0件Erlang/OTP0本

Pythonの脆弱性(233件)

Pythonの脆弱性情報は233件で、深刻度が緊急・高のものは170件です。件数の多いパッケージはvllm(12件)、filelock(12件)、authlib(11件)です。種類ではコード実行(67件)とファイルの読み取り・上書き(30件)が多く見られます。最終更新は10月31日です。

JavaScript / TypeScriptの脆弱性(126件)

JavaScript / TypeScriptの脆弱性情報は126件で、深刻度が緊急・高のものは70件です。件数の多いパッケージはnode-forge(11件)、Node.js(10件)、@highcharts/dashboards(7件)です。種類ではXSS・インジェクション(25件)と認証・認可の回避(24件)が多く見られます。最終更新は11月1日です。

Goの脆弱性(54件)

Goの脆弱性情報は54件で、深刻度が緊急・高のものは25件です。件数の多いパッケージはgithub.com/labstack/echo/v5(14件)、github.com/labstack/echo/v4(14件)、code.vikunja.io/api(5件)です。種類では認証・認可の回避(11件)とサービス停止(DoS)(9件)が多く見られます。最終更新は10月31日です。

Java / JVMの脆弱性(53件)

Java / JVMの脆弱性情報は53件で、深刻度が緊急・高のものは34件です。件数の多いパッケージはorg.keycloak:keycloak-services(11件)、org.mariadb.jdbc:mariadb-java-client(5件)、executorch(5件)です。種類ではコード実行(10件)と認証・認可の回避(9件)が多く見られます。最終更新は10月31日です。

.NETの脆弱性(33件)

.NETの脆弱性情報は33件で、深刻度が緊急・高のものは28件です。件数の多いパッケージはMicrosoft Visual Studio 2022 version 17.14(19件)、Microsoft Visual Studio 2026 version 18.10(19件)、.NET 10.0 runtime(16件)です。種類ではコード実行(7件)とサービス停止(DoS)(6件)が多く見られます。最終更新は11月1日です。

PHPの脆弱性(28件)

PHPの脆弱性情報は28件で、深刻度が緊急・高のものは16件です。件数の多いパッケージはadminneo-org/adminneo(7件)、phpoffice/phpspreadsheet(5件)、facturascripts/facturascripts(2件)です。種類ではXSS・インジェクション(7件)とコード実行(4件)が多く見られます。最終更新は10月31日です。

Rustの脆弱性(21件)

Rustの脆弱性情報は21件で、深刻度が緊急・高のものは8件です。件数の多いパッケージはzip(5件)、rustls(5件)、russh(4件)です。種類ではサービス停止(DoS)(6件)と認証・認可の回避(3件)が多く見られます。最終更新は10月31日です。

Rubyの脆弱性(6件)

Rubyの脆弱性情報は6件で、深刻度が緊急・高のものは2件です。件数の多いパッケージはcrass(4件)、shopify_app(1件)、kobako(1件)です。種類では認証・認可の回避(1件)とXSS・インジェクション(1件)が多く見られます。最終更新は10月30日です。

Swiftの脆弱性(5件)

Swiftの脆弱性情報は5件で、深刻度が緊急・高のものは5件です。件数の多いパッケージはexecutorch(5件)、org.pytorch:executorch-android(5件)、github.com/pytorch/executorch(5件)です。種類ではコード実行(5件)が多く見られます。最終更新は10月28日です。

Erlang / Elixirの脆弱性(1件)

Erlang / Elixirの脆弱性情報は1件で、深刻度が緊急・高のものは0件です。件数の多いパッケージはErlang/OTP(1件)です。種類ではコード実行(1件)が多く見られます。最終更新は6月9日です。

02脆弱性の種類別の件数

題名と要約に含まれる語から、538件を脆弱性の種類に振り分けました。コード実行や認証の回避は、悪用されたときの影響が大きいため、深刻度と合わせて優先して確認します。

種類件数どんな問題か
コード実行97件攻撃者が用意したコードやコマンドを、サーバーや端末で実行される問題。乗っ取りや情報の持ち出しにつながります。
サービス停止(DoS)78件細工した入力でCPUやメモリを使い切らせ、サービスを止める問題(サービス拒否、DoS)。
認証・認可の回避75件ログインや権限の確認をすり抜け、他の利用者になりすましたり、権限のない操作をしたりできる問題。
XSS・インジェクション57件入力した値がSQLやHTML・スクリプトとして解釈される問題。データベースの不正な操作や、画面への不正なスクリプトの埋め込み(XSS)につながります。
ファイルの読み取り・上書き49件想定外のパスを指定され、本来は読めないファイルの読み取りや上書きを許す問題(パストラバーサルなど)。
情報の漏えい24件秘密情報や他の利用者のデータを読み取られる問題。
SSRF・リダイレクト20件サーバーに意図しない宛先へ通信させたり(SSRF)、利用者を別のサイトへ誘導したりする問題。
メモリ破壊18件メモリの範囲外への読み書きなど。異常終了のほか、条件によってはコード実行につながります。
その他120件上のどれにも当てはまる語が題名・要約になかったもの。

03CVE・GHSA・CVSSなど脆弱性情報の見方

脆弱性の情報は、識別番号・深刻度・影響範囲・修正版の4つを押さえると読めます。

CVE
脆弱性ごとに振られる共通の識別番号(例:CVE-2026-111497)。同じ脆弱性を、情報源が違っても同じ番号で探せます。
GHSA
GitHub Advisory Databaseの識別番号。CVEが付く前の情報や、CVEのない情報もあります。
CVSS・深刻度
脆弱性の深刻さを0〜10点で表す共通の評価基準です。多くの情報源は点数から「緊急・高・中・低」に区分します。点数だけでなく、自社で該当する機能を使っているかで優先度を決めます。
KEV
米国のCISAが公開している、実際に悪用が確認された脆弱性の一覧です。このまとめでは「悪用確認」の印を付けています(6件)。載っているものは優先して対応します。
影響範囲・修正版
「>= 1.0.3, < 1.2.1」は、1.0.3以上1.2.1未満が対象という意味です。修正版は、問題が直ったバージョンです。
エコシステム
npm(JavaScript)、pip(Python)、composer(PHP)、Maven(Java)、Go modules、crates.io(Rust)、NuGet(.NET)、RubyGemsなど、パッケージを配布する仕組みです。

04ライブラリ・フレームワークの脆弱性対策7項目

  1. 使っているパッケージの一覧を持つ:本番で動いている言語・フレームワーク・ライブラリとバージョンを、サービスごとに一覧にします(SBOM)。
  2. 間接的な依存まで確認する:lockファイル(composer.lock、package-lock.json、poetry.lock、go.sumなど)で、直接入れていないライブラリも確認します。
  3. 更新の知らせを受け取る:依存関係の更新を知らせる仕組みを有効にし、担当者と対応の期限を決めます。
  4. 公開している部分から優先する:インターネットから届く部分と、深刻度が緊急・高のものを先に対応します。
  5. 開発用のサーバーを公開しない:開発サーバーやデバッグ機能を外部から届く状態にしないことも対策です(例:Viteの開発サーバーの脆弱性)。
  6. すぐに直せないときの回避策を持つ:修正版がない、更新に時間がかかる場合は、一次情報の回避策(設定の変更・機能の停止)を確認します。
  7. 反映を確かめる:更新した記録だけでなく、コンテナやサーバーごとに、実際に動いているバージョンを確認します。
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よくある質問

脆弱性が多いプログラミング言語はどれですか?

Python(233件)とJavaScript / TypeScript(126件)が多くなっています。ただし件数はパッケージの数や告知の多さに左右され、言語の安全性を比べる数字ではありません。

538件は、脆弱性の数ですか?

いいえ。情報源ごとの公表・更新の件数です。同じCVEでも情報源が違えば別に数えるため、独立した脆弱性の数とは一致しません。

CVE番号がない情報もありますか?

あります。GitHub AdvisoryのGHSA番号だけの情報もあるため、パッケージ名でも検索してください。

修正版が「記載なし」の場合は、未修正ですか?

取得したデータに記載がないだけで、未修正とは限りません。一次情報や提供元の告知で確認してください。

日別のグラフは、攻撃が起きた日ですか?

いいえ。情報源が公表・更新した日の件数です。攻撃の発生日や被害の件数ではありません。

集計方法・出典

  • 取得元:HumanHackerの脆弱性の公表・更新一覧。2026/11/01 23:37 JST時点の保存データです。
  • 対象:全体4,053件のうち、プログラミング言語に分類された538件。言語未分類・OSのみの情報と「未確認の報告」は含めません。
  • 数え方:情報源ごとの告知を1件とします。複数の言語に分類された情報もあるため、言語別の合計は538件と一致しません。
  • 脆弱性の種類:題名と要約の語から機械的に振り分けた目安です。
  • 一覧は取得したデータを整理したもので、すべての一次情報を編集部が確かめたものではありません。記事は、各社の告知やGitHub Advisoryなどの一次情報を確かめて書いたものです。