速報悪用中の脆弱性

Nextcloudの文書編集アプリに悪用中の脆弱性、無効化で終えず更新・削除を

影響を受けるもの
  • Nextcloud向けCollabora Online–Built-in CODE Server(richdocumentscode)26.4.303未満
  • 文書共有サーバーの設定ファイル・技術用認証情報

CVE-2026-110447(脆弱性情報一覧で確かめる)

イタリアのCSIRT Toscanaは10月16日、Nextcloudの文書編集アプリにあるCVE-2026-110447を使ったサーバー侵害を報告した。攻撃者はWebサーバーの実行権限で命令を動かし、遠隔操作用のWebシェル3個を設置。認証情報やアプリの秘密情報を含む設定ファイルも持ち出した。[1]

開発元Collaboraは10月14日、組み込み型のBuilt-in CODE Serverにある問題を公表した。CVSS v4.0は9.2で、修正版は26.4.303。組み込みサーバーが再起動・更新・異常終了などで動いていない間に攻撃が成立する。対処はアプリの更新または削除であり、Nextcloudの画面で無効にするだけでは危険が残る。[2]

文書共有を運用する企業は、導入済みアプリとバージョンを確認し、修正と侵入調査を分けて進めたい。CSIRTは不正なファイルやWebシェルの探索、Webサーバーなどのログとの照合を勧めている。侵害の証拠があれば対象を隔離して証拠を保全し、信頼できる環境から流出した可能性のある認証情報を変更する。[1]

担当者が確かめること

  1. Nextcloudのアプリ一覧でrichdocumentscodeの有無と版を調べ、26.4.303未満の環境を洗い出す。
  2. 対象アプリを26.4.303以降へ更新する。更新できない場合は削除し、無効化だけで対応を終えない。
  3. サポート終了済みのNextcloudは対応する版へ更新するか、対象アプリを削除する。
  4. Nextcloud本体とアプリのファイル、Webサーバーのログを照合し、不正ファイルやproxy.phpへの異常な要求を調べる。
SERVICE最新AIペネトレーションテスト悪用される前に、弱点を洗い出す。公開Web・API・クラウド・社内システムまで、合意した範囲だけを、攻撃者と同じ最新のAI攻撃ツールで試します。報告は今日直すものに絞って優先順位をつけ、修正後の再検証まで行います。
タグ#Nextcloud#Collabora#文書共有#リモートコード実行