旧型iPhone向けに悪用された脆弱性を修正、業務端末のiOS更新を確認

影響を受けるもの
- iOS18.7.11の更新対象となるiPhone
- iPadOS18.7.11の更新対象となるiPad
- CoreGraphicsによるファイル処理
CVE-2026-86950(脆弱性情報一覧で確かめる)
Appleは10月26日、iOS18.7.11とiPadOS18.7.11を公開し、CoreGraphicsの脆弱性CVE-2026-86950を修正した。細工されたファイルを処理すると任意のコードが実行されるおそれがある。Appleは、iOS27より前のバージョンで特定の個人を狙った高度な攻撃に悪用された可能性があるとの報告を把握していると説明した。[1]
原因はメモリの許された範囲を越えて書き込む不具合で、境界の検査を改善して対処した。報告者としてMeta Product Securityを挙げている。同じ更新では、アプリから機密情報が漏れるAudioの不具合と、利用者の許可なしにカメラへアクセスできるCoreMediaの不具合にも修正が入った。[1]
企業では、古い端末が予備機や特定業務用として残っている場合も含め、機種とOSの棚卸しから更新対象を確認したい。端末管理の担当者は、Appleが示す対象機種と提供中の更新を照合し、配信後のOSバージョンまで確かめる。業務アカウントを利用する私物端末についても、利用者へ更新の確認を依頼する。[1]
個人で使っている人は
- 設定のソフトウェアアップデートで、利用中の機種に提供されている更新を確認する。
- iOS18系・iPadOS18系を使う対象端末では18.7.11への更新を適用する。
担当者が確かめること
- 資産台帳やMDMで業務用iPhone・iPadの機種とOSバージョンを一覧にし、Appleの更新対象と照合する。
- iOS18系・iPadOS18系を使う対象端末で18.7.11への更新を確認し、配信後のバージョンと未適用端末を記録する。
- 予備機や長期間電源を入れていない端末も確認し、更新できない端末の業務利用と代替機の手配を担当者間で決める。
- 業務アカウントを利用する私物端末の利用者へ更新確認を依頼し、社内の端末利用条件に沿って適用状況を確認する。
SERVICE最新AIペネトレーションテスト悪用される前に、弱点を洗い出す。公開Web・API・クラウド・社内システムまで、合意した範囲だけを、攻撃者と同じ最新のAI攻撃ツールで試します。報告は今日直すものに絞って優先順位をつけ、修正後の再検証まで行います。
