AIセキュリティ通信
アットリンクの不正アクセス|予約への影響と患者情報の確認状況

予約システムが使えないとき、予約が取り消されたのか、診療を受けられるのかは別々に確認する必要があります。アットリンクの発表で分かることと、医療機関へ確認したいことを整理します。
アットリンクの不正アクセスとサービス停止の経緯
メドレーは10月11日に外部機関から情報提供を受け、調査で不正アクセスを確認しました。医療機関と患者への影響を抑えるための支援策を講じた後、10月14日深夜にアットリンク、患者向けアットリンクアプリ、周辺サービスを一時停止しました。
10月16日19時の続報では、安全性を確認しながら段階的な再開を検討し、具体的な再開見通しを10月19日中に案内するとしています。19日に再開するという発表ではありません。

アットリンクの患者情報と影響範囲の調査
患者等の個人情報が外部に漏洩した可能性があり、漏洩の有無、情報項目、対象の医療機関は調査中です。最大787件という数は利用医療機関の数で、漏洩が確認された患者数ではありません。
発表だけから、自分の診療情報が漏れたかどうかを判定することはできません。受診先や提供元から届く案内で、確認された情報と調査中の情報を分けて読み取ってください。
アットリンク停止中の予約確認と医療機関の対応
新規予約と予約変更は、受診先の医療機関へ直接問い合わせるよう案内されています。アプリに関する問い合わせは、医療機関ではなくアットリンクの専用窓口へ連絡します。予約日が近い場合は、受診先の公式サイトや普段の電話番号で受付方法を確認してください。
医療機関では、電話受付などの代替手段と、その際に記録する患者情報の保管方法をそろえると、受付担当ごとの対応の違いを減らせます。提供元の調査結果と自院で確認した事実を区別して案内することも必要です。委託先を含む権限・復旧手順の点検は、当社の防御策の解説で扱っています。
運営元は医療機関向けに運用マニュアルと施設ごとの予約一覧ファイルを案内しています。届いていない場合や運用上の不明点は、専用窓口へ確認できます。
企業の情報漏洩対策と見直しのポイント
この事例を踏まえ、自社の情報管理と初動を点検しましょう。以下は当社が企業の担当者へ提案する確認事項です。
- 予約システム停止時の代替受付と、患者への案内方法を確認する。
- 電話等で受け付ける患者情報の保管場所と閲覧権限を決める。
- 委託先から受け取る続報と、自院で確認できた事実を分けて記録する。
不正アクセスへの対策を詳しく確認したい方は、こちらの解説もご覧ください。
よくある質問
対象や影響、必要な対応について、重要な疑問に答えます。
787医療機関すべてで患者情報が漏れたのですか?
アットリンクで取った予約は取り消されますか?
出典・参考資料
- メドレー|メドレーの不正アクセスに関する公式発表(2026-10-15・経緯・対象情報・公式対応)
- メドレー|アットリンクへの不正アクセスおよびサービスの一時停止に関する最新情報(2026-10-16 19時更新・最新の運営状況と問い合わせ先)




