AIセキュリティ通信
ファンケル・アテニアの情報漏洩|対象情報と通知・パスワードの確認

ファンケルとアテニアの通知を見て気になるのは、自分の登録情報とパスワードがどこまで含まれるかです。公表された件数と人数、対象項目、問い合わせ先を分けて確認します。
ファンケル・アテニアの情報漏洩の対象
両社は10月15日の内部調査で、3日から10日にかけてECサイトが不正アクセスを受けていたと確認しました。原因となった機能を停止し、情報漏洩を公表しています。
ファンケルは393,785件・368,184人、アテニアは441,162件・417,312人です。両社を利用している人の重複が分からないため、2社の人数の合計を一意の被害人数とは扱えません。

ファンケル・アテニアの漏洩情報とパスワードの範囲
メールアドレス、氏名、住所、電話番号、生年月日などの会員情報が含まれます。一部の利用者が設定した2次パスワードは、元の文字列を変換したハッシュ値が対象です。メインのパスワードとカードなどの決済情報は対象外と説明されています。
ハッシュ値は入力したパスワードそのものとは異なりますが、これだけを理由に不審な連絡への警戒が不要になるわけではありません。両社は本件に起因する不正利用や二次被害を、10月16日の発表時点では確認していないとしています。
ファンケル・アテニアからの通知確認と問い合わせ
対象者には登録メールアドレスへ順次連絡する予定です。両社共通の専用窓口は0120-333-600で、10月17日9時から、土日祝を含む9時〜17時の受付と案内されています。通知の有無だけで判断せず、登録状況が分からない場合は公式窓口へ確認してください。
両社がパスワードやカード情報を尋ねることはないと案内しています。不審な連絡のリンクから入力せず、自分で公式サイトを開いてください。すでに入力した場合は、そのサービスの正規画面で認証情報を変更し、決済情報を伝えた場合はカード会社へ相談します。
会員情報を管理する企業では、通常のパスワードだけでなく、補助的な認証情報や再設定に使う項目も点検対象です。確認範囲の整理は当社の防御策の解説で扱っています。
企業の情報漏洩対策と見直しのポイント
この事例を踏まえ、自社の情報管理と初動を点検しましょう。以下は当社が企業の担当者へ提案する確認事項です。
- 顧客データの件数と対象人数を区別し、複数サービス間の重複を確認する。
- 通常のパスワードと補助的な認証情報を分けて点検する。
- 対象者への通知と、専用窓口の案内内容をそろえる。
不正アクセスへの対策を詳しく確認したい方は、こちらの解説もご覧ください。
よくある質問
対象や影響、必要な対応について、重要な疑問に答えます。
ファンケル・アテニアのメインのパスワードも漏れましたか?
ファンケル・アテニアから通知が届かない場合は?
出典・参考資料
- ファンケル・アテニア|ファンケル・アテニアの不正アクセスに関する公式発表(2026-10-16・経緯・対象情報・公式対応)




